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【芝生】目土の効果/目砂について/目土配合材のおススメは発酵牛糞

芝生の目土の効果や目砂について・おススメの目土配合材は発酵牛糞 芝生

もうすぐ2022年の芝生シーズンが開幕しますが、シーズン開幕を前に、昨年1年間の芝生育成の中で学んだ「芝生に目土を投入する効果」についてまとめてみました。合わせて、目砂目土への配合材についても私見をまとめています。目土への配合材としての私のおススメは、安価に購入出来て高い効果が期待できる”発酵牛糞”です!牛糞配合の目土を投入した動画は下記リンクの動画などにて紹介していますので、ご参考にしてみてください。

1.目土の効果①-芝生床土の痩せ防止

植物を育てるにあたって土は非常に重要です。植物は土の中に含まれたいろいろな成分を土から吸収して成長しますので、プランターで野菜を育てる場合でも、その翌年はその古くなった痩せた土は使用せず新しい土で育てた方がベターです。

芝生の肥料には窒素、リン酸、カリウムが8%ずつ配合

芝生に関してはどうでしょうか?芝生は基本的に土一面に根を張ってしまう多年草なので、何年もその床土の上に植えられたままにならざるを得ない植物です。

よって、何も手入れをしない場合には、芝生がその床土内の栄養を吸収し続け、床土はどんどん痩せていきます。

その不足する栄養を補うために、肥料を撒きますが、大体の肥料は窒素、リン酸、カリウムなどの植物に最も必要な成分をメインとして配合されています。土に含まれるべき、すべての成分を含んでいるわけではありませんので、新しい土と入れ替えるほどの劇的な効果はなく、肥料を撒いても土は基本的に痩せていくでしょう。

芝生のコアリングは土の塊を自動回収して効率的に!

そこで、土が痩せることに歯止めをかけるために実施される芝生育成の作業が、コアリングなどです。コアリングは、芝生から円柱状の土の塊を取り出して、その穴に新しい土(目土)を入れることにより、芝生の値に空気を送り込むとともに、床土を少しづつ新しい土(目土)に入れ替えていくという芝生の育成に欠かせない作業です。

もちろん、土の塊を取り出す量には床土の一部ですので、すべての床土を新しいものにすることはできませんが、部分的にでも繰り返し目土を入れ替えていくことにより、土が痩せるのをある程度は抑制することができます。(コアリングについては下記リンクの過去記事で何回か触れていますのでご参考にしてみてください。)

よって、目土はコアリングなどとともに使用することにより、床土を少しずつ入れ替えることで、土壌が痩せていくのを抑制する効果があると思っています。

2.目土の効果②-枯れ芝(サッチ)の分解促進

芝生は植物ですので、一度成長した葉がいつまでも永遠に存在しているわけではなく、古い葉は枯れて、いずれ新しい葉に入れ替わります。したがって、芝生の根元には”サッチ”と呼ばれる枯れ芝が少なからず堆積していきます。

枯れ芝(サッチ)は普通の有機物ですので、通常は土の上(芝生の根元)に堆積しても土壌中の微生物に分解されて芝生の栄養となりますが、堆積する量が多すぎると分解が追い付かずに溜まっていきます。

芝生のサッチングはレーキで枯れ芝を掻き出します

サッチが芝生の根元に溜まると、芝生の根が呼吸できなくなって弱ったり、根元が蒸れて病気になったりしてしまうため、余分な枯れ芝(サッチ)を取り除く作業がサッチングです。(写真の要領で、レーキと呼ばれるツールでサッチを掻き出します)

一方、適切な芝刈りを実施して育てられている芝生では、伸びた葉が常に刈り取られて除去されるので、過剰な枯れ芝(サッチ)が発生することはほとんどありません。

当然ながら、ある程度の枯れ芝(サッチ)は発生しているとは思いますが、発生する量が少ないため、床土の微生物がほぼすべてを分解出来るということですね。

そのような、バランスの取れた環境を作り出すのに貢献するのが目土です。芝生に撒いていく目土が、床土の表面の状態を良好に保つことで、微生物による枯れ芝(サッチ)の分解を促進してくれます。

よって、目土は床土の状態を良好に保って、微生物によるサッチの分解を促進するという効果があると言えます。

ちなみに、微生物によって分解されたサッチは、芝生にとっては良好な有機肥料になるはずなので、我が家の芝生では、サッチングはほとんど実施しなくなりました。(春先に一度だけ、冬の間に枯れた芝生を除去するために実施するイメージです。)

3.目土の効果③-芝生の不陸(凸凹)修正

芝生を育成していくと、人が頻繁に通る箇所などが踏み固められて凹み、床土の表面が凸凹になっていきますが、その凹みに目土を入れることで、平らで美しい芝生がキープできます。

よって、目土は、床土が凹んだ部分に入れることで、芝生の不陸(凸凹)を修正し美しい芝生に仕上げる効果があります。

4.目土の効果④-芝生床土面の高さ上げ(排水性up)

目土を入れ続けていくと、芝生の床土表面がかさ上げされ、芝生の位置がどんどん高くなっていきます。

当然ですが、雨は高さの低い方へ流れていきますので、芝生の位置が高くなれば、雨が降っても水が溜まらない芝生になっていきます。

我が家の芝生も、以前は大雨が降ると水たまりが出来ていましたが、最近では芝生面の高さが上がり、雨が降っても水が溜まらなくなりました。

芝生の面を上げ過ぎてしまうと、芝生以外の部分との高さのバランスが取れなくなってきますので、全体的なバランスを見て調整する必要がありますが、目土は、芝生面の高さを上げて水が溜まり難くする(排水性を向上させる)効果があります。

-以上が私の認識している目土の効果になります。

5.目砂について-目砂は状態の良い芝生用

続いては、目砂についての私の考え方です。

いろいろな方の記事で「芝生には、目土より目砂を使った方が良い」という内容をよく見ます。それを読んで、私も何回か目砂を使ってみたのですが…結論を言うと、目砂は芝生をしっかり育成できている芝生上級者(成功者)が用いるべきものだと理解しました。

芝生のハゲた部分に溜まって固まった目砂

昨シーズンまでの我が家の芝生は、10年以上雑草取り以外のケアをしてこなかったので、ところどころにハゲている部分があり、表面が凹んでいる箇所もたくさんありました。

そのような芝生に目砂を投入してしまうと、ハゲや凹みに砂が溜まってしまい、雨が降るとそれが締まって固まってしまうことが分かりました。

恐らく、芝生が高密度で生えていて状態のよい芝生なのであれば、投入した目砂が、芝生の隙間にしっかり入り込んで、通気性や排水性などが向上させて、更に状態のよい芝生に出来るのでしょう。

しかしながら、我が家の芝生のように、良化途上でスカスカの部分がある芝生には、細かい目砂を投入する意味はあまりないと思われます。むしろ、芝生がランナーを自由に伸ばして育成出来るような、ふかふかの目土を投入した方が良いでしょう。

私見になりますが、以上が昨年の経験からの私の結論です。目砂のメリットは確かにあるはずですが、その効果は芝生の状態によって変わるということですね。(今後、私が目砂を使用することはないでしょう)

6.目土の配合材について-おすすめは”発酵牛糞”!

1項から4項で、目土の効果を色々と説明しましたが、その中でも私が重要視しているのは ”①芝生床土の痩せ防止” と ”②枯れ芝(サッチ)の分解促進” です。

私が使用している目土は、近隣のケイヨーD2で購入できる細粒タイプのごく普通の目土ですが、その目土が売り切れで買えなかった時に購入したのが下記の土のリサイクル材です。

結果としては、土のリサイクル材を使用した後の芝生の状態はすこぶる良好でした。恐らくは、肥料成分がたっぷりと配合されているのだとは思いますが、それを差し引いても、投入の効果はかなりのものでした。(床土の痩せ防止=肥料成分の添加と、サッチの分解=サッチの有機肥料化の両方が実現できている資材だと感じました)

しかしながら”土のリサイクル材”は、常時使用するには価格が高すぎます。しかも、木片などの不純物が入っているのも大きなマイナスポイントです。

芝生に投入するケイヨーD2の発酵牛糞

そこで、”土のリサイクル材”に代わるものとして目土に配合するのは何がいいか?と検討した結果、私がたどり着いた答えが、写真のような”発酵牛糞”です。

発酵牛糞”は文字通り発酵が進んでいる土壌改良資材になりますので、床土の微生物に良い影響を与えることは間違いないです。また、発酵牛糞の成分そのものも、芝生にとっての良好な有機肥料にもなるはずですので、芝生に与えて悪い要素が見当たりません。

ただし、牛糞を使用したことがある方はわかると思いますが、発酵が進んでいるとはいえ、牛糞の中には大きな塊がゴロゴロあり、芝生にそのまま投入するのには難があります

芝生に投入する発酵牛糞はふるいにかけて細かい部分だけを使用

そこで、私が牛糞を投入する際には、写真の感じでふるいにかけて大きな塊を取り除いて使用しています。(ふるいにかけた後の牛糞は細かくふかふかで使い勝手がとても良いです。)

更にその細かい牛糞に、愛用の細粒タイプの目土を混ぜることにより、しっとりした牛糞に乾燥した目土が適度に混ざり合って、とても撒きやすい”牛糞配合目土”が完成します。

事前にトロ舟などで混ぜないといけないのは手間ですが、2022年度はこの”牛糞配合目土”を与え続けて状態を確認していこうと思っています。

・2022年の目土についての方針

2022年の目土に関する方針は、6項のとおり”牛糞配合目土”で決まりです。”牛糞”の袋が見つかった際の家族の反応が少し気になりますが、あまり目に触れないようにコソコソと使っていきたいと思いますw

芝生に投入する発酵牛糞は細かい部分だけを目土と混ぜて使用

なお、不安に感じていた匂いについては、実際はほとんど匂いを感じませんでした。少なくとも、”鶏糞”などと比較すれば100倍ましなので、このレベルであれば家族からのクレームには繋がらないないと思っています。(”鶏糞”を撒いたら必ず叱られますけどw)

それと、牛糞を購入する際の注意点が1点。牛糞を買いに行くときは雨の日(の次の日くらいまで)には行かないこと!です。

屋根のあるスペースでガーデニング用品を販売しているホームセンターであれば問題にはならないのですが、大概のホームセンターは園芸コーナーが屋外です。雨の日は袋が濡れて、少しでも破れている袋があったりすると中から牛糞が滲み出て袋がベタベタになります。私はそれで、その日の購入を断念したことがありますので注意しましょうw

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