前回購入したターフカッター”芝切り一番”での芝生の根切り作業が、かなりの重労働となったことから、今回は新たなターフカッター”芝カッター”を購入して、その作業性を改善しました。しかしながら、今度は”芝カッター”を抜く際に芝生が浮いてしまうという新たな問題が発生し、対策を検討しました。果たして、ターフカッターの刃を抜く際に芝生が浮かなくなる方法とは?下記リンクにてその動画も公開していますので、ご参考にしてみてください。
1.芝生の生育を促進する作業-根切り
芝生の育成に必要な作業には「エアレーション」など様々な作業がありますが、芝生の生育を促進する大切な作業の一つが「根切り」です。
鉢植えで植物を育てる場合は、定期的に植え替えを行いますが、その際、古くて傷んだ根っこの先端をカットすることで、新たな根の成長を促すことができます。

しかしながら、芝生は「地面に植えっぱなし」にせざるを得ない植物ですので、植え替えなどは基本的にできません。(芝生の張り替えなどを実施することも出来ますが、土木工事のような大掛かりな作業になってしまいます。)
したがって、芝生の根が傷んでしまった場合は、その時点で成長をやめてしまい成長が止まってしまう可能性があります。
そのような問題を打破すべく、芝生の根をカットし芝生の更なる成長を促す作業が”根切り”です。
作業方法は、芝生の上からターフカッターと呼ばれる工具を突き刺し、芝生を切断すると同時にその下の根をカットするという方法です。根がカットされた芝生は、そこから新しい根やランナー(地下茎)を伸ばしますので、結果として、芝生の密度があがって芝生が元気を取り戻していきます。
2.根切りに必要な道具-ターフカッター
根切りに必要な道具は、ターフカッターと呼ばれる芝生に刃を刺して芝生と根をカットする道具です。前回の根切りでは下記のターフカッター”芝切り一番”を購入して使用しました。
しかしながら、”芝切り一番”は私の想像していたよりもずっと小さい小型のツールだったため、根切りに使用するためには膝をついて全身を使う必要があり、作業の労力はかなりのものでした。(芝切り一番を使用した根切りの様子は下記リンクの記事をご確認ください。)
また、”切れ味”を重視して芝切り一番を購入しましたが、切れ味が良い分、刃の厚みが薄いため我が家の固い床土に使用するにはパワー不足です。(刃を入れる角度が斜めになると刃が曲がってしまいます)
そこで今回、根切りの作業性を改善し、堅牢性の高いターフカッターという要件を基に追加購入したのが下記の商品です。(今後、”芝切り一番”は芝生の際を整えるカッターとして使用していきます。)
ARCさんの”芝カッター”という商品ですね。足で踏んで地面に刺すだけで良いタイプなので、作業はだいぶ楽になりそうです。私が使用しているコアリング用のガーデンパンチと同じメーカの製品なので、堅牢性も高そうです。
3.根切りで周りの芝生が浮いてしまう

注文した”芝カッター”が入手出来たら、早速、根切りを実施していきます。
”芝カッター”は予想通り刃の部分が大分ぶ厚く、足で踏む部分もしっかりした作りになっているので、堅牢性はかなり高そうです。
前回の根切りでは、お庭の芝生の長手方向(東西方向)に切れ目を入れていきましたが、今回は前回の根切りと合わせて切れ目が格子状になるよう、短手方向(南北方向)に切れ目を入れていきます。
ただし、今年は4月からモリモリ芝生の育成を行って、ちょっといじくりまわし過ぎたのでしょうか?庭の奥側(西側)の芝生の元気がありません。(下写真のような状態で床土が丸見えの部分が多くなっています。)

よって、今回は奥側(西側)の芝生には成長(回復)に専念してもらって、比較的順調に育っている手前側(東側)の芝生に限定して根切りを行っていきます。
芝カッターを足で踏んで思い切り芝生に挿すと「ザクッ」という音とともに芝生に挿さっていきます。切れ味については問題なさそうです。思い切り踏んでも刃が曲がりそうな感じも全くないので、堅牢性もばっちりです。
しかしながら…我が家の固い床土にがっちりと食い込んだ刃がなかなか抜けてくれません。芝カッターを左右にぐりぐり振って抜こうとしますが無理に抜くと芝生がめくれてしまいそうです。
我が家の芝生は、地盤が粘土質で固いため、芝生が深く根を張れていません。上からたっぷり目土を入れて芝生のレベル(高さ)を上げることで、根が張れる土の深さを多少増やせてはいますが、芝生層と地盤が一体化出来ていないので、コアリングでガーデンパンチを抜く際にも芝生が浮きそうになるほどです。

その後も、芝生が浮いてしまわないよう慎重に根切りの作業を続けていきますが…結果は写真のとおりで、やはり少しでも強引に刃を抜こうとすると、どうしても芝生がめくれてしまいます。
以降の作業では芝生が出来るだけめくれないよう、刃を抜く際に周りの芝生を足で踏むなどしながら対応しましたが…作業性を向上させるために、芝カッターを追加購入したのに、それでは意味がありませんね。。。
そこで、一旦、根切りの作業を中断して、芝カッターの刃を土から抜くときに、芝がめくれなくなる方法を考えてみることにしました。
4.ターフカッターの刃を少し鋭利にしてみる
まずは、芝カッター(道具)側で改善できないか?考えます。
理論上は、刃の根元から先端にかけて大きめのテーパーを付けていけば(くさび型の形状にしていけば)刃が土から抜けやすくなるはずです。しかしながら、今回購入したような¥2,000クラスの道具の刃にテーパーが付けているはずがありません。(材料の厚みは均一です)
そこでまずは、ディスクグラインダーで刃の先端を少しだけ鋭利にしてみることにしました。ただし、刃の先端をあまりに鋭利にしてしまうと、床土内の石や固い粘土にぶつかった時に刃がかけてしまう心配があります。今回は、刃の母材と刃先のテーパーを多少緩やかにしていく感じで削っていきます。

芝カッターを作業台にしっかり固定し、刃先をディスクグラインダーで削っていきます。(写真を参照ください。火花が飛んでいますね)
久しぶりにディスクグラインダーで金属を切削しましたが、回転系の工具を使用する際はやっぱり緊張します。油断すると大けがするので、慎重に作業しました。
刃先の加工が出来たら、早速、根切り作業を行ってみます。結果は…先端の加工だけでは刃の抜けやすさは変わりませんでした。(芝生に刺しやすくなるだけですねw)
5.芝生を浮かせずにターフカッター抜く板治具
道具での改善が難しいなら、作業方法で改善するしかありません。
まずは、芝カッターを挿す深さですが、我が家の芝生は床土の深部までは根が張れていないので、奥まで刃を挿しきらなくても根切りは十分出来そうです。よって、まずは刃を入れる深さを少し浅めにしてみます。
実際に少し浅めで根切りを実施してみると、刃を抜きやすくなったことが確認できました。(当然ですね。)
「刃を入れる深さを多少浅くしても良い」という条件で「刃を抜く際に周りの芝生が浮かなくなる方法は?」という命題で対策を考えること数分。答えはすぐに出ましたw
刃が入るだけの隙間を作って板を並べて、そこに芝カッターの刃を挿して根切りをしてみます。板の厚み分だけ刃が深く入らなくなりますが、我が家の根張りの浅い芝生であれば、しっかりカット出来ていると思われます。

そして、芝生から刃を抜く際は、板に足を乗せた状態で刃を抜きます(写真参照)。そうすることで周りの芝生が浮くことなく刃を抜くことが出来るようになりました!
こんな簡単な方法をすぐに思いつかないなんて、人間は常に頭を使っていないとダメになりますねw
芝生が浮かない方法が確立できれば作業スピードも上がります。残りのエリアはこの”板治具”方式で、効率良く作業することが出来ました。
次回以降はこの”板治具”を使用して、効率的に根切りを行っていきます!
・芝生の根切り作業性を改善した感想
今回は新しいターフカッター”芝カッター”を購入することで、重労働だった根切りの作業性を改善しました。更に、刃を抜く時に芝生が捲れなくなるような”板治具”を使用することで、その作業効率を向上させることが出来ました。
また、今回の”板治具”は2枚の独立した板を、その都度、手で並べただけでしたが、2枚をあらかじめ固定しておけば更なる効率化が図れそうなので、次回の根切り作業までに準備したいと思います。
次回の根切り作業は奥側の芝生が成長(回復)出来たらになりそうなので、早く成長(回復)できるよう、肥料や水やりをしっかりやってフォローしていきます!





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